バンセン ビーチ
2004年 10月 カズ著
プロローグ
ここはパタヤ、リゾート地である。毎日沢山の旅行者がやって来る。そんな旅行者がレンタルバイクで気軽に行けるツーリングスポットを紹介しようという事になった。その記念すべき第一弾に、バンセン海岸を選んだ。パタヤからバイクで約45分のショートトリップにおなじみkazuがご案内します。
パタヤ〜バンセン
パタヤからバンセンまでの道のりは3号線(スクンビット)を北へ向かえば到着する。とくに迷うような所はない。とにかく近いので、今日はゆっくり走ろうと決めてCBRで3号線を北へ向かった。3号線は片側2〜4車線の大きな道で、交通量は多く乗用車などは結構とばしているのでカブでゆっくり走る場合は要注意だ。
そして3号線をゆっくり30分ほど走ると隣街のシーラチャに到着する。ここには多くの日本人が住んでいるので、日本料理屋や日本カラオケなどが沢山ある。はっきり言ってシーラチャに到着すればバンセンなど着いたも同然なので、シーラチャの少し先にある、ノーンモン市場をひやかす事にした。
ここはモチ米を使った料理のカオ・ラーンとカノン・ジャックで有名な市場だ。カオ・ラーンは竹の中にもち米を詰めて甘い味付けをして蒸したモノで、カノン・ジャックはもち米を笹に包んで炭焼きにしたモノ。どちらも日本人に合う味でオススメである。両方買ってバンセンビーチで食べようと思う。
さて、ノーンモン市場を後にしてさらに北へ向かうと、すぐにバンセンビーチへの標識があるのでそれを左に左折。そしてしばらく行くとバンセンビーチの入り口に到着した。
もち米料理のカオ・ラーン
もち米を笹に包んで焼いたカノン・ジャックバンセンビーチとサムック山
バンセンビーチに到着すると平日とは思えない賑わいだった。と言っても土日はこの数倍の人間が押し寄せる場所なので地元民から見れば空いているのだろう。ビーチの海水浴客はほとんどタイ人で、皆水着を着ないで服のままで海水浴している。この光景は日本から来れば異様に感じられるだろうが、普通のタイ人はなかなか水着など着ないのだ。聞くと水着を着るのが恥ずかしいらしい。水着が買えないのではないので勘違いしないように(^^;。
自分はスイマーでもあるので、海を見るとついつい泳ぎたくなってしまうのだが、今日は泳ぎに来たのではない。しかし、バンセンビーチはパタヤやジョムティエンより水が綺麗な感じがするし、ジェットスキーやスピードボートも少ないのでパタヤより安全に泳ぐ事ができるだろう。ただし、土日は芋洗い場になるのだが、、、。
さて、バンセンビーチを後にして向かったのが近くにあるサムック山である。サムック山は山というよりは大きな岩と言った方がいい位の高さしかないのだが、それでも上に登ると景色は最高だ。この山は野生のサルが沢山いる場所で人間によくなついている。
頂上ではサルのエサ(バナナなど)を売っている人がいるので一つ買ってサルに与えてみる。サルの近くにバナナを投げるとキー!とかほえながら喜んでむさぼり食っている(^^;。野生と言ってもここのサルは人間に飼われているようなものだ。しかしなでようと思って不用意に手を出されると噛み付かれるのでご用心。山の頂上は景色は良いが、直射日光でとてつもなく熱いので早々にバイクで下った。
おなかも減ったし喉も渇いたので、海沿いに建てられたあずま屋で昼飯にする事にした。隣で寝てる浮浪者のおっちゃんの羨ましげな視線を浴びながら、カオ・ラーンをおかずにビールで乾杯!タイ中どこに行っても結局やる事はコレである。うまいメシとビールと女の子がいれば俺はタイの何処へでも行く!(気合を入れて宣言する程の事でもないが、、、)
ビールを飲んでホッと一息していると、とてもここから立ち去り難い気分になって来る。ここではとても時間がゆったりと流れているのだ。しかし何時までもここに居座るワケにも行かない。2本程余ったカノン・ジャックをおっちゃんに託し、CBRにまたがってパタヤへの帰路についたのであった。
バンセンビーチはパタヤやジョムティエンでは味わえない昔の日本の海水浴場のような懐かしい雰囲気の味わえる場所です。パタヤビーチに飽きたら、たまにはバンセンまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
おわり
バンセンビーチ
サムック山
サムック山のサルたち
旅の友シンハー